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Saturday 6 October 2012

Summer's cup

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ひさびさのチャリティショップFindsであります。Summer's cupという91年出版の本で、古めかしくも何ともないし、ちょっとラブリーすぎるかなあ?というお花だらけの表紙、それほど惹かれるわけでもなかったのにとりあえず手に取ってみたら「ペンハリゴンの香りつき詩のポプリ」という副題が目に入って思わず本を開きました。


ペンハリゴンってあのペンハリゴン!?
いつか欲しい、ペンハリゴンのオードトワレ。紳士の香りがこんなラブリーなボトルだなんて素敵すぎる。


新しいラインで出たハートノーツの1つがペオニー(だいすきなお花のひとつ)でコンセプトは夏のイングリッシュガーデンというこちらがまた気になります。


ボトルもラベルもかわいい♪

とまあ、ペンハリゴンにつられて本を捲ったものの、ペンハリゴンは全体に渡ってほぼ関係なく笑、ちょびっとお花のポプリの話がイントロで出るのと、最後にペンハリゴンの香水にご興味がおありの方はこちらへどうぞ、的にお店の住所や電話番号がでているのみ笑。まさに釣られたというか、ひっかかったというか、という出会いでしたが、本の内容自体も大当たりの中身でした。

シェイクスピアやエリザベス・ガスケル、キーツ、ワーズワースなどの作品から花や木々の香りを想起させる詩や物語の一節をひとつひとつ紹介し、さらに一節を紹介するごとに添えられている絵画がすてき。ぱっと開いたときにラファエル前派のロセッティの絵が飛び込んできて、さらに巻末に絵の作者及び所蔵博物館の注釈付きときて、これは買いだ、、、!と心が決まりました。いや、たったの2.49ポンドでしたけどね、チャリティショップだからw



買うつもりでまたさらに見ていると、引用作品にGoblin Marketが。読みたいなあ、と思ってアマゾンのウィッシュリストに入れている作品だったのでおおっ、と飛びつき。またこのGoblin Marketの一節に添えられたEdward Eginald Framptonの絵にひとめぼれ(トップの写真の絵です。ロンドンのMass Galleryにあるそうです)。詩や文学、絵画をちょっとずつ楽しみたいと思います。


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