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Wednesday 10 October 2012

ずっとすきなもの

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ナポリのラグー、それは、ある時はパスタのソース。


と思ったらそれは世を忍ぶ仮の姿、ホントはゴージャスワイン煮込みのオムライスソースよーん。
なんつて。今日はイアンちゃんが朝大学へ出勤し、そのまま夕方から隣町であるコメディフェスティバルの賑やかしのライブで演奏するためフランちゃんち(フランちゃんもイアンと同じバンドのメンバー&本日の運転手)へ向かったため、たぶん日付がかわるちょっと前までは一人でおるすばん。そんな時に限って、ごはんを適当に済ましては余計に侘しい、と若干体調不良の体をえいやっと起こしてワインを買いに出掛けました。

ラグーに赤ワインを加え、彼の人は牛肉ワイン煮込みにへんしーん、というわけさ(誰)。





日本から大事に持ち帰ったものの一つ、オザケンのCDとか本とか。そのうち、昔オリーブに連載をしていた頃の記事の半分足らずくらいを纏めた「Doowutchalike(ドゥワッチャライク、つまりDo what you likeでお気に召すまま)」を大事にちょっとずつ読んでいるのだけど、鳥の子(和紙、四国地方で言うとりのこ用紙ではなく笑)で作ってあって、汚したくない、うっかりお茶こぼしたらたいへん!とイアンちゃんが昔買ってきた私へのプレゼント用のラッピング用紙で即席カバーを作成(本屋お勤め時代の名残、、、)。

暇なもんで、なんか気の抜けた絵でも描いてみようとしたら、たいへんに失敗。
もーストレイキャッツなんだか我が輩は猫である系なんだか、どこを目指しているのか全くわからない状態に。こう、何とかして奇跡的に「へたうま」側に落としどころを狙った絵心の無い者の一か八かの賭けはやはりチャレンジするべきでありませんでした。。。どこかに落ちてませんかね、絵心。

って、まあそんなことは置いておいて、オザケンは高校時代からずっと好きです。歌詞が独特で、陶酔するような華やかでかっこいい言葉も使わずに、何かいい感じを作ってるところにしびれていたものでした笑。というわけで、彼の書く文章もまた大好きで、なんかいい、のです。カジュアルな文体で、他の人が真似しようと思ってもちょっとできないような。そうそう、そういう文才を讃えてオリーブ誌上では彼は「文豪」とあだ名のように呼ばれていたんだった。

大学に入ってから三島由紀夫のレター教室を読んで、文庫本の帯に「小沢健二さんが(この本を)好きらしい」とあったのを覚えているんだけど、読んでたらああ、納得。影響受けてるなあって。日本から今回いっしょに持ち帰った寺山修司の少女詩集も読んでるとオリーブを読んでた頃のオザケンの文章を思い出してきて、オザケンは寺山修司も好きかもな?なんて考えたり。

懐かしくてだーっと一気に読みたい一方、終わっちゃうのもったいない!とちまちま読みたい気持ちとあって、今のところは後者でじっくり読んでいるこの頃です。




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