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Friday 30 August 2013

羊、見たいよね!

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スノードンに登ったあと、
翌朝はばっちりの筋肉痛(とくにふくらはぎ、、)、だというのに
姪っ子たちが朝から部屋へ押し寄せて来て

「あんてぃー(叔母さん)、羊の毛刈るの見たいよね!?」




ひつじ、、、
ひつじは北海道在住時からわりと見慣れたし
羊の毛刈るのもそこそこ想像がつくので

「いや〜別に。。」とか答える大人げない叔母w


しかし、5歳児と3歳児の問いにはYES以外の答えなどあり得ないらしく

「あんてぃー、羊の毛刈るの見たいよね!?」と繰り返し

「いや、あんまり」とか言ってもやっぱり同じ問いを繰り返すので
「みたくないです〜」「けっこうです〜」「ぜんぜん見たくないよ〜〜」まで言っても
延々と「見たいよね!?」を繰り返す素晴らしき根気をみせる幼児たちであった。。






そういうわけで、
根負けして朝から隣の納屋へいく。

そこにはあられもないお姿のひつじちゃんが。



もう次から次へ、がんがんと刈って行き
穫れたて羽毛シートをぐるぐるっと丸めて


ふくろにぐいぐいと詰めていきます。
後ろにまだまだいっぱい控えている毛むくむくのひつじたち。。



面白かったのが、
なんでかどのひつじも、刈られて開放されるや否や



みょいーーーーーーーーんっと一飛びして去って行くのです。


そしてあっという間にその先の牧草地へ走ってくのですが
なに、開放された喜びの舞か何かなの、、、、?




証拠?にもう一匹撮ってみました。

跳躍の前に勢いをつけ、、、


とうりゃーーー!

と、みごとに跳躍。

突然バリカンで刈られて怖かったのだろうかと思うのだけど、
ひつじの顔って憮然としてるだけに怯えたり混乱してるように見えず
なんだかユーモラスにさえ見える。

とか言ったらひつじは気を悪くするかしらん、すまんひつじ。





と、まーなかなか楽しかったし、面白い写真も撮れて、
うだうだ行かないと言い続けたけど来てよかったですー。
ありがとう姪っ子たち。


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Monday 26 August 2013

お弁当はつづく

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ここんとこ
ちょいとマシな更新率なのは
仕事がストップしているからで、、、

フリーの翻訳者は3つ4つクライアントを確保しているらしいけども
私はフリーランスの仕事を本格的に初めてからまだ1つのクライアントからしか仕事をもらってなくて、
それでもそのクライアントが一週間毎日やってまあ何とか終わるという量を
毎週くれてたもんだから
なかなか他のクライアントを確保する時間というのもとれないままでした。


このクライアントからの仕事がいきなりぴたっと止まって不安になったけど、
これも良い機会かと思い
今まで使っていたグーグルトランスレーションツールに加え
オメガTというフリーソフトも練習してみたり、
ひとつ翻訳会社のトライアルをやってみたり
まあ、そんなことをやっております。





さて、
毎日のおべんとうは順調に続いており

たまにゴーヤチャンプルとか作って
「うう、ごめんなさい、お残ししました。。。」とイアンちゃんに懺悔されたりしつつも
まあ概ね好評で(何しろ何ヶ月もハムとレタスだけのサンドイッチに耐えられる男)。


先日の自分史上大ヒット、全自分が感動したというお弁当は



鰯の蒲焼き弁当。


もう作っているときから
おいしそうすぎてその場で食べたくなるこの艶加減。。。

街へ行ったついでに市場の魚屋さんで割とりっぱな大きさの鯵を買い、
家で開きにして小麦粉まぶし、油で揚げてからタレに絡めました。

骨から食べられて
カルシウムの補給も十分できたかしらん。



鯵は市場で新鮮なのを買っても安かったし
今度は2匹だけじゃなくてもっと買って、開きにして冷凍ストックしようっと。





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Friday 23 August 2013

スノードンにのぼるどん。。

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もはやひと月以上通過した
北ウェールズでのホリデー。


滞在中盤あたりでイアンパパが少し体調を崩したので
当初はみんなで行くはずだったスノードンというウェールズでいちばん高い山に
イアンとふたりで行くことになりました。

いちばん高いって言ったって、
ウェールズは「山なんかありましたっけ?」という地形であるだけに
スノードンも小学生でもまあ何とか行けますというレベル。
イアンママには「あら〜、はひうは大丈夫よ、毎日走ってるんだし誰より体力あるわ」と
登山を促されましたが、これは色々間違っているのよ〜。

ジョギングはここんとこずっと週に1回だし、
ジョギングで鍛えられる筋肉は登山のそれとは全く違う。。。。



それでも、
いちばん簡単なコースで行くから、と言われ
じゃあまあ、ちょっとしんどいくらいかな〜と思ってしゅっぱつ。


のぼり始めて30分くらい。まだまだ元気。







そして
中腹あたりにもまだ行かないくらいで
すでにだいぶ死んでいる。。。。笑
ポーズを取ったものの、もう何でもよさげな。




いちばん簡単っていったって、
大半はごろごろ大きな石が転がるところをおりゃー!どりゃー!と踏み越えて
登って行かねばならず、どうしたってしんどい。



「もうちょっと登ってから休もう」とイアンが言っても
いやじゃー今すぐやすむんじゃー!とごねることが出来たので
2人だけでいったのは大正解であった。。





頂上が近いようで遠く、
登らないっていうとイアンちゃんが悲しむしな〜とか情けで付いて行くことにしたのを
だーいぶ後悔しながらどうにかこうにか登り切りました。
そんなわけで、やっとこさ頂上のカフェに着いたときには
世界一美味しい(と感じる)お茶とスコンをいただく。。。。ふーう。



頂上の周りではみんなランチを食べたり、記念撮影したり。
カフェの売店でイアンちゃんが記念テディベアを買ってくれたので
わたしも記念撮影。
テディはこのあと家族みんなで見た映画'Amazing Grace'の主演俳優の名をとって
Ioan Gruffudd(ヨアン・グリフィズ)と命名。
ウェールズ人だもんねっ。







それにしても
登山のなにが面倒って、下山もまたけっこうしんどくて
ふくらはぎにキツいのだよね。

足が疲れに疲れ途中、湖のそばでひとやすみ。
つめたくてきもちいい〜。
「水面に立つマジックです」な写真を撮ろうという企画。



仁王立ちで石の水切りに励むわたし。
こういうの得意でないと思ってたのが、あっという間にぽんぽん飛んで
この翌日また川で挑戦したときには5段以上飛ばすという快挙を達成しました笑。

やれば出来るもんだ!







下山して、バスで近くの街に戻り、
そこからイアンのパパママの車に乗って宿泊先のコテージへ。

帰ったらとんでもなく疲れているだろうから、と
前日から仕込んでおいた日本のカレーで晩餐にしました。

姪っ子達がたべられるように甘口のルーを買って、
その上玉ねぎを念入りに炒め、煮込んで一晩置いてあまーくしました。
りんごとハチミツまで入れた笑。


次女のラーラはもうすでにお腹いっぱいで食べられなかったけど、
長女のエバンジャリンは2度もおかわりして


「最初作ってるの見たときは『きっと私はこれ好きじゃない』って思ってたの!
 すごくおいしい!」


なんて
おばちゃんをメロメロにする一言。
うへへ〜頑張って夜中に仕込んだ甲斐があったぜ〜。







あ、筋肉痛は
ちゃんと翌朝どーーーーーーん!と来たよ。
(最後に若さアピール)




Thursday 22 August 2013

グリーンマンフェスティバル 2013















グリーンマンという
毎年ウェールズで行われる野外フェス。

おととし、ワンダーブラスがパレードやって、と頼まれ
15人程でフェスのタダ券をもらい(4日全参加だと150ポンドするのだ)参加した時は
子供の頃以来のキャンプでだいぶ戸惑いがありました。

おまけにフェスのキャンプ場なんてただの野っ原で、
仮設トイレはまあいいとして、仮設シャワーはダメダメだったし(水しか出ず凍える)
食べ物も温かいものを食べないでシリアルバーとかで数日すごすってキツかった。



ことしはその教訓を踏まえ、
出発日に念入りにシャワーし、フェス中は毎日ウェットタオルで体をふき、
日清のカップラーメンを数種類の味で用意(固形燃料で火を起こす道具も持参)、
フルーツ缶とりんごで食物繊維を確保、
土日は一食だけフェスのカフェフードを食す、など
快適にすごせるよう無理のない範囲で努力しました笑。

寒さ対策はもうちょっと要るみたい。深夜〜早朝が想像以上に冷える!
たまらず民芸品ストールで毛布買ったけどそれでも寒かった。。
厚手のスウェットを着ないとだな。

あと、
悪天候に備え底の分厚い長靴を持って行ったけど、
荷物になるから他の靴持ってくのはやめようというイアンの提案は
わたしにはちょっと失敗。。

毎日サイズの大きい、重たい長靴でキャンプとフェス会場を往復すると
かなり腰に負担で、ぎっくり腰になりかけヒヤヒヤしました。



まあ、それでも出来るだけ座るようにして気をつけてたら大事には至らなかったし
結局土曜以外は天気が良くて
読みかけだったイエイツの「ケルトの薄明」の文庫を持ってって読書も楽しめたし

イアンちゃんと新しく好きなバンドも見つけたし、


全体としてよい週末でした。
前より快適にキャンプできたおかげでフェス自体も楽しめたな。



Thursday 15 August 2013

ブレコンジャズ

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もうブログ滞りまくってますが、
頑張って少しずつ書いてまいります。。。


この夏は
出かけてないようでいて、
ちまちま色々あったりなんかして。

先週末はブレコンというウェールズの田舎町で毎年、町をあげて開催する
ジャズフェスがあります。
ここ数年はスポンサー探しに奔走したり、開催が危ぶまれたりしてますが
それでも何とか続いているジャズフェスの中ではメジャーなものかな?



町の賑やかしらしい、何か。巨大な赤子背負って歩いてるみたいなw


とてもやる気の無さげな顔ですが
ウェールズを悪い物から護ってくれるはずのレッドドラゴン





ことしは
いつものワンダーブラスで参加するのとは別に
イアンちゃんが
地元音大のジャズ科のバンドに助っ人出演することになり

結婚記念日でもあった8月10日にイアンちゃんの晴れ姿を見て参りました笑。



ジャズ科の子たち自身が作曲したもの、アレンジしたものもあったし、
高度な曲もりもりでした、、、そんなのに助っ人で付いて行けるイアンちゃんそんけー。。


イアンちゃんはもう博士課程の学生だから、
このステージ上にいるのはもっと若い学部生なのだけど
作曲を担当したゲスト講師のひとりが


「これ1990年に作った曲なんですけどね、
 このステージにいる連中の殆どが生まれてやしないっていう。。
 やだねー急に年取った感じで!」

とかぼやくものだから
会場、わっと笑いが起りました笑。



だいじょうぶ、わたし生まれてるどころか
ものごっつしっかり記憶もあるヨ。。。割と自分史で暗黒の辺りかな、、、
(イアンちゃんは後で僕は生まれてるし!と言ってたけど90年じゃ幼児だし)




今週末はウェールズ内の大規模な音楽フェス、グリーンマンに行ってきます。
またまたイアンちゃんが演奏するので観に行きます。

明日いくのにパッキング全然やってなしw



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Saturday 3 August 2013

ペンリン城

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えーだいぶ時間が経ってしまいましたが
北ウェールズ旅行のことなどもう少し。



実は病気療養中であったりするイアンパパが
やや体調不良で熱が少しあったので
お兄さん夫婦が車を出してくれて、ナショナルトラストのペンリン城へ。

カーディフ周辺では
お城といっても
ちょっと大きめのお屋敷というかんじのものが多いので
なんだか久々に「ザ・お城!」をみた。。。。





城。。。。
どーん、と広い空間。。。声がこだまするよー。






こういうかんじの豪華な応接間的お部屋などがつづき、
目がチカチカする感じ。。。

おまけに階段とその周辺は石の彫刻で造られていて
動物や想像上の生き物のモチーフがガンガン彫られているのですが
「ひとつとして同じモチーフはありません!」と解説にあるように
ぜんぶ違う、しかしぜんぶコテコテ!




昔、青森の縄文関係の博物館で
展示品ぜんぶ縄文土器!でどうも胃もたれな気分になったのを思い出す。。笑





でもま、
居住空間は豪華ながら落ち着きのある感じ。

大きな絵画のある空間、まるで美術館のようなダイニングルーム。


たしかこの部屋の近くに
ドローイングルーム的なお部屋があって
だれもが名前を知ってるようなレンブラントなどの絵があったり。
(このレンブラントの絵は去年カーディフの国立博物館がレンタルして展示していました)





うーん、さすが城だ。。。





ベッドルーム。

ベッドのフレーム、アンモナイトみたいですてき。

寝室はこの他にも勿論複数あって、
こどものお部屋もドールハウスやままごとサイズな茶器が小さなテーブルに並んでて
とっても可愛かった!


お城には全部で310室のお部屋があって、
かつては80人もの使用人がここを切り盛りしていたのだとか。

なので、貴族のお屋敷にある使用人呼び出しベルは
この通りのもの凄い数、しかも廊下の両側にずらーーーーり!


写真におさまらなかったyo...
10メートルくらい続いてました笑。

チェックするのも大変ですよね、今どれ鳴った!?みたいなw







そしてこの先には
私的お楽しみ、使用人の大舞台なキッチン!
このお城ではヴィクトリア時代のキッチンを再現しています。


オーブンはこういう仕組みなのね〜。下から石炭をいれて扉を閉じて加熱する、と。


キッチンと続きの小さな部屋では
こんな風にデザートが並べられてたり、、
作り物のデザートでもかわいいやね〜^^




もうひとつの小さな続き部屋にはこんなのまで。
な、なにこれ、バターで動物作ってる!ひえ〜^^;
アルパカとかリャマみたいに見える、、けどきっと馬だよね。
手前のカップに入っているバターも何か彫刻が施してありました。細かい!



あとはこのアイスルーム。

このぶら下がってる蓋のようなものに人が乗って下まで降りて行き
氷を取ってくるのだとか。

地下だと温度が低くなるから
そこへ氷を大量に入れて保管したというの、
BBCドラマのクランフォードで見た!本物だ〜。




この他のお城も観に行きたかったけど
自分の趣味だけに走る訳にもいかず、お城はここを見ただけですが
今度くる時にはコンウィ城も観に行きたいな〜。



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