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Friday 15 February 2013

Le misをみてかんがえることつらつら

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さすがにそろそろ
イギリスでも劇場公開終わっちゃうんじゃないの、という
たいへん遅ればせのタイミングでレ・ミゼラブルを鑑賞。




レミゼラブル、
ミュージカルも映画でも本でもみたことがなかったため
じつはストーリーは果てしなく不幸続きで辛いらしい、という以外全く知らずに
敢て無勉強で挑んでみた。




コゼットが年頃の美しい娘に成長して
いきなりエディはじめとする若者たちが政治デモ活動的にガンガン集会したりなんぞ始めた時は
あれ、何事でして?とかおろおろしはじめ
フランス→1840年代が目前→あ、フランス革命、、とか気づくありさま笑。






ま、それはさておきまして、
映画が始まってからしばらく慣れるのに時間のかかったある違和感。。

それは、
あの、ミュージカルがニガテな人が
ふつーに話せばいいのにいきなり「お〜お前を愛して〜いる〜んだ〜♪」とか
歌いだすのはなぜ!とか言うのに似た感覚を盛ってしまったこと。

ヒュー・ジャックマンが口を開いたかと思うと歌いだし
え、歌うんですか、とか思ってしまう。



なんで?としばらく考えてしまったけど、
アレはたぶん、メインを張っている役者さんが全て映画俳優であり
映画俳優として役を演じているからなんではないか、という結論に。

脇を固める俳優人は舞台で第一線の、舞台では主役級の人たちばかりだと聞きましたが
そうやって脇の人々がこぞって出て来て踊り歌いだせば途端盛り上がるミュージカル感。
この差が気になるのですよね。




もう一つ言えば、
気になるのは少数の人を除き
主役級の俳優人は歌唱力においてDoing okといった感じで
Doing greatとかamazing!とかではない。。

本物の歴史的建造物を舞台に使い、
衣装やインテリア、
それはもう大画面で見物なので映画は確かに見る価値があって
観に行って良かったのだけど、ミュージカルはやっぱり舞台で、かしら、、、と
帰宅してからイアンちゃんに感想を述べていると

「そりゃあ彼らは映画俳優だもの。
 ジーン・ケリーの時代のミュージカル映画は作れないよ。
 あの時代のミュージカル映画の役者たちは俳優であるより
 第一級の『エンターテイナー』だよ。」



うーん、それは鋭い主張。。


反対に、
ジーン・ケリーが名優かっていうと、どうでしょうね、、とも言えるかも。
重きをおくものが違うんだからしょうがないのか。




いろいろ言いつつも、
やっぱり映画館で見て良かった映画ではあります。

4、5年前にオーディション番組でお気に入りだったけど
3位に終わってたサマンサ・バークスを思いがけずスクリーンの中で見つけられたり
みんながイイ!と絶賛してた
エディのかっこよく銃を構えるシーンもしっかり拝めたしネ。。。w




4 comments:

  1. ヒュー・ジャックマンは今でこそハリウッドで有名ですが、故郷のオーストラリアではミュージカルの舞台俳優として有名だったんですよ~。
    一番初めに海外に進出したのも、ロンドンでのミュージカル「オクラホマ!」(舞台)で、私もそれで彼を知ったんです。
    なので、ジャックマンが主役をやるのは納得なのですが、ラッセルは...どうなの...て感じです。

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  2. madさん
    違和感の原因は撮り方とかもあるのかなあ、とか
    いろいろ考えてたんですけどね〜
    あ、でも違和感ピークはヒュー・ジャックマンとラッセル2人だけのシーンだったんですよね、
    ラッセルのせいか!?笑

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  3. 私は歌い方に違和感を覚えましたね。
    やっぱりレミゼの音楽は、ステージで高らかに歌う方があってると思います。
    映画のラッセルやアン・ハサウェイはやはり映画の歌いかたなので、(ささやくように歌ったりとか、)
    でもまあ、部屋の中のシーンで一人で「あ~~~~~~~~!!!」とか叫ぶように歌われても「えっ」って感じですもんね。(笑
    その辺はやっぱり舞台と映画の違いで、同じようには作れないのでしょうがないな、と思います。

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  4. madさん

    舞台と映画版と両方あって映画もすごく楽しんだミュージカル作品はたくさんあるのに
    いろいろ違和感あるってことはこの作品が特に舞台向きってことなんですねー。

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