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Saturday 2 November 2013

パンチマガジン

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憧れつつも、
まだ実物をみたことがなく
きっと高いよね、と思っていた

1841年創刊のイギリスの風刺漫画雑誌、パンチ。



昨日出かけた帰りに寄った古書屋さんでふと思いついて
この昔の雑誌の半年分とか一年分とかを一冊に製本したものがないか
目を皿にしてうんと探してたら



あああ、あった!

なんか魔法の教科書みたいな(しかしハリポタというよりはColour of Magicな感じ)
好みの装丁にすっかり物欲ばくはつ。


これは1915年の前半6ヶ月分。20世紀のものだからか10ポンドもしなくてびっくり。
意外と買える値段だったのね。。

同じ人が一年分セットで古書屋さんに売ったのか、
後半6ヶ月分もあったんですけど
お家まで歩いて20分以上あることを考えるとちょっと重すぎるし、
憧れの19世紀のパンチ誌も含め、ちょっとずつ集めたいから1冊だけ購入しました。





それにしてもね、
おおきいですよー雑誌と同じサイズで週刊の半年分だから。
下の白い服はわたしの腕です。大きさが分かるでしょうか。




背表紙もすてきです。
人形劇の「パンチとジュディ」から取った雑誌名パンチなので、
背表紙にもそのパンチ氏と忠犬トビーがいます。

1849年に採用されたこのパンチ氏とトビーが描かれる表紙は
それから100年以上続いたんだって。





それにしても、
さすが1915年のパンチ。

内容がぜんぶ、軍人のこととか、戦争の費用のことだとか、で占められています。
そうか、第一次世界大戦まっただ中。。。
これら記事を書いた/描いたひとたちは、この出来事が現在進行形だったんだ、と思うと
どきどきします。


ヴィクトリア時代のこのパンチマガジンを買って
好きな時にいつでもヴィクトリア時代の、同時代のジャーナリストや画家の描く風俗を
ぱらぱらとめくってみたいけど、この号も興味深いです。


週末はこれを眺めて過ごすとしよう。



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